
襖1枚分の幅しかない押入は上下の2パートで考えます。
そして奥には使用頻度の低いモノ、手前には日常使うモノを。
押入は奥行きが深いことが弱点。
そこへ、なり行きや思いつきでモノを入れていくと、収拾がつかなくなります。
まずはその弱点対策が肝心。
既に、モノを詰め込んでしまっている場合も同様です。
その対策とは、押入の空間を大きくパートに区切ってとらえること。
通常の押入は上段下段に分かれているので、まず上下に2つ。
幅が襖2枚分あるなら左右に2つ、合計4つのパートに区切ります。
そしてそれぞれのパートごとに、そこにしまうモノの種類をザックリと決めていきます。
たとえば、Aパートに服、Bパートも服で、吊すかたたむかで使い分けるか、シーズンオフとオンで使い分ける。
Cパートは日用の布団、Dパートはシーズンオフの家電製品と旅行鞄を奥に、手前には掃除機とアイロン・裁縫セットの置き場にする。
こうして方針を決めてスペースを割り当てたら、そこに方針にあったモノを収めていきます。
押入は奥行きが深いので、奥と手前で使い分けることも可能です。
ただし、奥にしまうモノは必要だけれど使用頻度の低いモノを。
出し入れをスムーズにするには、キャスターのついた市販の収納用品を活用しましょう。
引き違いの襖は、場所をとらないから省スペース。
一方で、間口を全開にできないことが、弱点でもあります。
2枚ある襖のうち1枚分しかオープンにならないので、真ん中に引き出しケースを置いてしまうと引き出せません。
また、襖の幅が足りないと、布団を出し入れするときに引っかかるということもあります。
また、左右のパートに収めたいモノの分量が違うなら、襖の幅を基準に考える必要はありません。
いっそのこと改造して襖を外してしまい、その代わりにロールスクリーンやカーテンで目隠しをする方が合理的です。
生地を選ぶ際には、インテリアにも配慮して畳に馴染むナチュラルなベーシュ系の色で、カーテンならヒダのないタイプでシャープに見せるといいでしょう。